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 001 中学生への放射線教育の必要性について
 
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 001  中学生への放射線教育の必要性について  2013年7月1日
私は平成20年度の第3学期に放射線に関する授業を中学3年生3クラスに各3時間実施しました。
初めて学ぶ放射線の学習に、1時間目には無関心だったり戸惑っていたりした生徒もおりましたが、2時間目・3時間目の簡易型測定器を使った実験では、多くの生徒の興味・関心が高まったようです。

原発事故の後、根拠の曖昧な噂が飛び交い、恐怖が日本を包んだことは記憶に新しいですが、当時放射線を学んだ生徒達は、少しは冷静に行動できたのではないかと思っています。

その後、私は平成21年度より高校へ移動し、科学と人間生活や物理基礎の授業の中で放射線について教えました。
ですが、高校は学校ごとに教育課程が異なり、必ずしも放射線を学ぶとは限りません。中学校の段階で放射線が広く利用されていることを知り、放射線防護の基礎を学ぶことが、今の日本に生きる若者にとって必要なことだと思っています。

  実践した放射線に関する授業へのリンク
                       千葉県立長狭高等学校 教諭 小泉 静恵
                                         

                                          

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